|
>少なくとも伝承によれば、唐への航海途上、嵐に遭った空海は
嵐を鎮めるため不動明王に祈祷したとされています。
そういう史実があったというのは初めて聞きました。
ただ、私の場合は映画「空海」から得た知識であり、それが事実かどうかはどうでも良いことなのです。
「この嵐を止めようと思うな!」という渡航時の空海の発想こそが、真理を表現していると感じただけです。
>私はいつも思うのですが、私たちにとっての「当たり前」と、
百年前、五百年前、千年前の人々にとっての「当たり前」は全然
違う・・・
もちろん、昔の常識と現在の常識は違って当然であり、常識とはその時代の社会現象(流行)のようなものだと思います。
>そういう意味で、「嵐を止めようと思うな!」という発想は、
実は自然への畏怖が薄れた現代人ならではのものではないか、
と思うわけです。
う~ん、「嵐の恐ろしさを知らない現代人は、嵐を止めようとは思わない?嵐の恐ろしさを知る昔の人々は、嵐を止めようと必死で祈った?」という意味でしょうか?
いずれにしても、自然と人間の一体感を体得し、自然に逆らうのではなく、自然を利用する事が大切であるというのが、空海の説く教えではないかと思う次第です。
http://blog.livedoor.jp/sin433/
|
|